産業用ロボット導入サポート T-CONNECT
T―CONNECTは生産ラインを設計・製作・設置している本体事業から派生した産業用ロボット事業部です。長年のノウハウからお客様の要望に合うロボットを選定し、必要なマテハンを設計・製作します。
そして専用ソフトを使った事前検証により費用と時間を抑えた動作確認をし、必要であれば弊社の工場内で実際に稼働テストも行います。動作プログラムのティーチングもお任せください。産業用ロボットの導入をお考えの皆さまに貢献いたします。
また、本体事業は機械設備の製造会社(リンク)ですので付帯設備の製作・設置も弊社にて行うことにより打合せの簡素化、同一企業での施工により手間もコストも抑えます。
以前よりさらに使いやすくなった産業用ロボットをお客様に代わって末長く保守して参ります。
運搬や研磨・組立作業等の様々な自動化システム構築の際に、汎用性が高く幅広い用途に使える産業用ロボットに対応できます。
T―CONNECTはこの産業用ロボットの教示業務・据付・周辺装置を含めた設計、メンテナンスまでトータルサポートいたします。
津森鉄工の産業用ロボット事業の特徴
■取扱メーカー
- ・Fanuc(IRVison可能)
- ・Kawasaki
- ・Nachi
- ・ABB
- ・その他ご要望に応じて対応可能
■対応範囲
- ・3DCAD「Inventor」とFANUC社製ロボットシミュレーションソフト「ROBOGUIDE」併用によるロボットハンドの設計、可搬重量等によるロボットの選定
- ・ロボットの動作リーチ、周辺機器との干渉確認
- ・設備全体のレイアウト設計・タクトタイムの確認
- ・あるロボット動作姿勢時における各軸の余裕の確認
- ・オフラインティーチング
- ・ロボット艤装
- ・工場内試運転
- ・ロボットの設置及びそれに関わる工事
■新規ロボットの据付・既存ロボットの更新等の施工
弊社の工場内にてロボットを仮設置し、ロボットハンドに対しての擬装、プログラムの打ち込み・動作確認を行います。
750坪と広い工場内で動作・プログラム確認をすることにより、以下のことが実現できます。
- 同一ラインの複数台のロボット更新等の大型の工事にも対応
- ロボット納入前にロボットのトライができ、より確実にお客様のご要望を実現
産業用ロボット導入の必要性
■日本の少子高齢化社会の問題とは何か
少子高齢化に伴い、労働力人口は2014年には6,587万人だったのが、2030年には5,683万人、2060年には3,795万人へと加速度的に減少していくと予想されています。
急速な人口減少で何が問題になるのかというと、国内市場は縮小し、成長力が低下していくことです。
そのうえ、労働力不足を補うための長時間労働が深刻化することで、生産性の低下、従業員の離職率が高まり、悪循環が生じる可能性があります。
そのようなことになると、企業の経営を続ける上で必要な従業員が不足して事業が行えない、もしくは行いにくい状況を招きかねません。
■事業継続のために考えるべきこと
少子高齢化が急速に進み、労働人口が減少する日本において、労働力の増加は期待できません。そこで、これまで人が行っていた業務を人以外、つまり「ロボット」が行う、産業用ロボットを導入するということです。
存続している従業員の職場環境が整うことで、離職率が減るだけではなく、未来に向けての「人材育成」への取り組みに余裕ができます。
従業員のスキルアップは、従業員自身の仕事に対する意識改革になると共に、事業継続、さらに新たな事業発展へと導きます。
産業用ロボット導入のもたらすメリット
- 生産性・品質の向上
- 無理のない働き方が実現できるので、既存社員の満足度が高まり、生産性の向上、品質の向上が期待できます。
- 省力化で人手不足の解消
- 業務の標準化をはかり、産業用ロボットによる自動化によって、就業人口の減少による人手不足を解消できます。
- 固定費削減、利益UPが期待
- 産業用ロボット導入によって、生産性・品質が向上することは、人件費等の固定費削減、ひいては利益がUPします。
産業用ロボットの活用例
- 溶接作業
- プレス加工
- 塗装
- 組立
- 運搬
- 食品製造、加工
- 衛生環境が厳しい環境
- 危険を伴う製造
- 高温、低温環境
- 化学薬品製造、加工
T-CONNECTが選ばれる3つの理由
- ワンストップサービス
- 周辺機器の困りごとにも対応できるワンストップサービスを展開。「安心、安定、経済的」の三拍子そろったサービスが、初めて自動化に挑戦する企業様から、信頼を得ています。
- 外注ではなく、アウトソーシング
- お客様企業のご意向を考慮し、直接産業用ロボットメーカーと相談、交渉をいたします。お客様とメーカーの間に入って、様々な業務を代行いたしますので、お客様が感じる工事への負担を圧倒的に軽減いたします。
- 社会的価値の向上を意識
- 検査工程において、適切なセンサを付けたロボットを導入する等、業務のレベルを高度化する提案をいたします。T-CONNECTは常に、お客様のサービスの価値が上がるようにとの視点で、産業用ロボットの選定を行っています。
津森鉄工の実績データ
- マツダ株式会社
- 宇品工場 ハンドリングロボット教示
- 防府中関工場 ハンドリングロボット教示
- パテック様
- その他 製造めーかい企業様多数
産業用ロボットの導入 何から始めたらよいのか?
- Step1.目的の明確化
- 現状の問題点、課題から導入の目的を明確にします。そうすることで、余計なコストをかけることなく、導入後の成果にもつながります。設備導入に対する投資予算、導入時期も検討します。
- Step2.要件の検討、作成
- 実務担当者を含め、具体的なライン構想やシステム仕様を検討し、提案依頼書(RFP)を作成します。
- Step3.弊社より企画構想、仕様定義のご提案
- 提案依頼書(RFP)をもとに、産業用ロボットの企画構想、仕様定義ご提案いたします。
- Step4.契約・発注
- 導入にかかる費用、スケジュールを含めた契約内容を確認後発注となります。
- Step5.設計、製作、テスト
- 仕様に基づて、弊社エンジニアによる、設計、製作、テストを行います。
- Step6.納品・稼働
- 弊社でテストを行った後、納品、稼働となります。
- Step7.メンテナンス
- 納品後は定期的なメンテナンスやプログラムの再設定、トラブル対応など必要に応じて運用していきます。
産業用ロボット導入条件
労働安全衛生規則第150条の4により、安全柵の設置が必要となります。
産業用ロボットの稼働中に作業員が接触して事故が発生することのないように、危険防止のために定められています。
産業用ロボット導入の初期費用
1行程 5万円~
産業用ロボット導入に関することなどお気軽にご相談ください。
- ロボット本体
- ロット関連装置(ロボットハンドや架台)
- ロボット周辺設備(安全柵、製品ストッカー)
- システムインテグレーション関連費
- 構想設計、リスクアクセスメント
- 詳細設計(機械設計、ハンド設計など)
- 製造組立
- 設置工事、調整、運搬
- 安全講習